関節リウマチが引き起こすリスクのある合併症 ⑤続発性アミロイドーシス

アミロイドが臓器に沈着すると除去は難しい

続発性アミロイドーシスとは、繊維状のアミロイドというたんぱく質が臓器に沈着する疾患です。関節リウマチが引き起こす炎症が長期間続いたことで、アミロイドの成分であるたんぱく質が発生してしまうことが原因で発症します。

発症すると下痢や嘔吐、むくみ、動悸、息切れ、不整脈などが発症する疾患です。治療には関節リウマチの治療強化による炎症の抑圧が重要とされ、アミロイドの生成を抑えることで改善が期待できると言われています。

関節リウマチの炎症のコントロールが重要

続発性アミロイドーシスは、続発する炎症によって発生するアミロイドが原因で発症する疾患です。そのため、治療には関節リウマチの炎症を抑えることが最も重要とされています。関節リウマチの治療にはステロイドや抗リウマチ薬などの薬物療法のほか、ストレス管理や食事などの生活習慣の改善が一般的です。

寛解や症状の緩和には継続的かつ総合的な治療が必須となり、専門医の適切な指導や定期的な検査を受けることが必要になります。

腎臓や消化管にアミロイドが沈着するケース多数

アミロイドは通常とは異なる異常なたんぱく質で、様々な臓器や消化器官に蓄積する特徴があります。臓器の中でも特に腎臓が沈着しやすく、心臓や肝臓、消化管、神経など様々な臓器に侵食するリスクがある物質です。

複数の臓器に沈着すれば、臓器不全や消化器官の機能低下など重篤な症状を引き起こすケースがあります。軽度の場合は薬物療法や生活習慣の見直しなどで改善される場合が多く、早期の発見と治療、定期的な検査が発症を防ぐポイントです。

関連記事