早めに受診を!関節リウマチは早期診断・治療が重要な理由
発症2年以内に30%近い関節が破壊される
関節リウマチは、手指だけでなく身体中の関節すべてに影響を及ぼす難病です。治療せずに放置していればやがて全身に広がっていき、発症から2年ほどで30%のリウマチ患者の関節が破壊されると言われています。
初期症状は痛みもなくこわばりがあるというケースも少なくありません。しかし、痛みの自覚症状が出始めた頃には治療やリハビリが困難ということがあります。症状の進行を遅らせ、治療のためにも早いうちから専門医の診断を受けましょう。
医療技術や薬の進歩により早期診断が可能
リウマチ治療は未だ謎も多く、完全にはメカニズムの解明に至っていません。しかし、近年の研究成果によって最新技術で開発された抗リウマチ薬や検査機器の登場により、リウマチの早期診断が可能となりました。
エコーやMRIなどの登場・活用、血液や尿の検査精度の飛躍的な向上により、異常の診断を正確に行えるからです。症状だけを見て判断するのではなく、最新技術の科学的根拠をもって治せない病気ではなくなりつつある進歩を見せています。
ACR/EULAR分類基準に基づく診断を実施
ACR/EULAR分類基準とは、関節リウマチなどの膠原病を発症した患者の診断・分類を行う国際基準のことです。アメリカと欧州リウマチ学会が2010年に発表してから、滑膜炎患者を4つの項目から点数判定して関節リウマチかを診断します。
関節の腫れ、抗体、炎症の反応と期間から判定し、該当する症例で判断する診断方法です。臨床による検査や画像など複数組み合わせて実施されるため、慎重かつ精緻な診断を可能にしています。
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