関節リウマチの治療に効果的とされる治療薬 ①抗リウマチ薬

「メトトレキサート」はもっとも基本的かつ重要な薬

メトトレキサートとは、抗がん剤として知られる葉酸代謝拮抗薬に分類される薬品です。自己免疫疾患の治療薬にも使用されており、関節リウマチ患者の選択肢としてポピュラーな抗リウマチ薬。少量で痛みや炎症を抑えることが可能で、比較的安全な治療薬とされています。

副作用には下痢や発熱、口内炎、倦怠感や眠気などの症状が表れる場合があり、その場合にはすぐに担当医に伝えましょう。また、治療には長期的な服薬が必要となるため、即効性が高いというわけではありません。

「サラゾスルファピリジン」は軽症~中等症の方に効果的

サラゾスルファピリジンは、古くから関節リウマチの治療に使われる抗リウマチ薬です。身体への負担が少ないので副作用が気になる方、症状が早期の方が服薬するケースが多く見られています。かゆみや発疹が出る場合もあるので、完全に副作用が無いわけではありません。

進行や症状の緩和を目的に用いられていますが、効果は1ヶ月ほどかかる場合もあるので初期や軽~中等症の患者さんに選ばれることが多い抗リウマチ薬です。治療が進行している方が選ぶことは多くありません。

「タクロリムス」は日本で開発された免疫抑制薬

タクロリムスは、臓器移植手術後の拒絶反応の抑制などにも用いられている抗リウマチ薬です。免疫抑制薬として幅広く使用されており、関節リウマチの治療薬としても使われています。日本の筑波山の放線菌から発見され、1993年に認可が下りた日本製の薬剤です。

薬物療法で効果がなかなか出ない人向けの選択肢として挙げられ、3ヶ月以内に発症した人に効果が高いとされています。ただし、副作用として頭痛、しびれ、動悸などの症状が表れる場合もあり、服用する場合には注意が必要です。

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